1/27「算数宇宙の冒険」
『算数宇宙の冒険』(川端裕人著 実業乃日本社)を読み終わりました。
よくもまぁこんな題材を元に物語が書けたものだ!とあきれちゃうぐらい。私は算数が嫌い、算数が出来ない子ちゃんだったので、もちろん書かれていることはチンプンカンプン。というか読む前から理解しようとか理解するよう努めようとかいうことを全くしないと決めて読みだしたの。なので頭を悩ますこともなく読み終えました。
とは言え小6の子供たちが数Ⅲよりも難しい奴をびゃんびゃん理解していく様子はすんなりと納得はできなかったなぁー。
算数脳を持つ河邑有希一人だけならまぁいいのだ。そういう子もいよう。でも主人公である空良は特に高度な数学知識は持っていないことになっているのにー、あんなによくわかるじゃんかーとちょっと悔しくなってしまいました。 まぁでもそこは素直な子供の柔らかい脳みそのなせる技ってことで自分を納得させたのでした。
読んでいるとね、川端さんの本というより岩本隆雄ワールドって感じがとても強くなっちゃったの。「夏休みは銀河」にちょーーーっとだ似ていたからかなぁ?
この物語に出てくる子供たち、または万寿村の人々の百分の一でも算数が出来たらなぁ・・つくづく思うのであった。
bk1の内容説明では「小学6年生の空良たち3人は、不思議の起こる町として知られる桃山町の神秘をさぐることに。それを機に偶然の暗合が起こり…。宇宙と神秘のミラクルワールド。『月刊ジェイ・ノベル』連載を書籍化。 」となっていました。
じゃあね
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投稿: 言葉の量化と数の言葉の量化 | 2020/08/26 20:10