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2010/01/14

1/14「精霊のクロニクル」

精霊のクロニクル』(平谷美樹著 角川春樹事務所)を読みました。
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思ったより時間がかかってしまった。
中一の引きこもりの少年瀬田暢が主人公。というか「テワ・エ・セタの章」の主人公。
彼が何かの衝動に動かされ、家出してきたのブナの森に行きたくなり、旅立ちその合間合間に夢で石器時代から縄文の時代の自分の先祖の物語を見ていく話なの。
最初ね、鈴木光司の「楽園」を思い出してしまいました。紅い狼の章ね。
それから月神の統べる森のシリーズも。
縄文の時代、生活は厳しかっただろうけど日本人の本当の姿はそこにあるのよね。でもどうしても時代は変わっていき、精霊たちを感じる力は薄れ、弥生の時代、つまり大陸から渡ってきた人々の流れに呑まれてそして今の日本人があるのよね。
流れを止めることはできないのだろうけど、寂しか~
もともと狼を守護霊に取り込んだのはプンキネ。それがセタの一族の祖となりその話は「赤い狼」の章で語られたの。
次に出てきたのはラメトゥク。父親の葬儀の儀式を邪魔してしまっため村から追い出されて海辺の村に行き・・・って話。「白い精霊」と「青の海神」
そしてアラスの話「緑の石」大分森から離れて精霊が見えにくくなった人々が勾玉に頼りだしたというか、欲を持ち出したというか・・・
そして最後「黒い宝」はクカ。 大陸からやってきたナカツビコらが村を米で懐柔し奴隷にしようとする話。 あぁ弥生になってしまうなぁ。
そして暢の時代になり、森は無くなったと思ったのだけど、東京に建てられているビルの群れはつまりは森、精霊たちもちゃんといるって気づいて帰って行くの。きっと彼は2学期からは大丈夫だね。
そうそう、お父さんがさ、ちらっとしか出てこなかったけどいい人だった。家出した初日に電話入れるの。でもヒステリックになるでもなく、しっかり暢の話を聞き、彼の行動を認めてくれるのね。偉い!
私には無理だ。お母さんは取乱していたけどもあれは私だ!と思っちゃったね。
bk1の内容説明では「中学生の少年が繰り返し見る不思議な夢。それは、まだ歴史のなかった旧石器時代から始まり、やがて縄文、弥生へと進んでいくのだった…。これは祖先の記憶なのだろうか? 壮大なスケールで描く、大人のファンタジー小説。」となっていました。

じゃあね


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