10/20「メモリークエスト」
きのうから今日にかけて読み終えたのが『メモリークエスト』(高野秀行著 幻冬舎)です。
最初図書館で見たイメージと内容が少し違っていたけど、読んだらやっぱり面白かった。
辺境を旅するプロ高橋さんが、人の思いで探しの旅に出よう!と思いついてネットで募集し、本当に人探しの旅に出ちゃったの。
すごいなぁ。
で、5つのリクエストのうち4つは見つけちゃったの。、すごいねぇ、こんなこともあるんだねぇ。
国自体はタイ、タイ、セーシェル、南アフリカ共和国、そしてセルビア(旧ユーゴスラビア)なのね。一度日本を出たらそのまま移動して、次の国に行くとは思わなかったなぁ。
それからこれらのミッションが1月半で終わるってのもすごーーい。
バックパッカーみたいな旅行スタイルだったけど、機内持ち込みでワインはOKだったのかなぁ? 最近だよね?
最初はスーパー小学生。 でも結局は結構ふつーの小学生。
次は日本に来たがっていたタイであった根無し草の男。これはだめだった。そしてセーシェルのエロじじぃ。セーシェルといえば松田聖子の歌を思い出すので、南の島のめっちゃリゾートでいいところなイメージだったけど、どーもそうではないのかなぁ? 高級リゾートホテルの中だけならいいのかも。
しかしお尋ね人がセイシェル観光を立ち上げた偉人だったとは!
で、次はいつのまにかお客(?)のリクエストはすぐどっかいっちゃって自分のメモリークエスト。 昔ウガンダであったコンゴから逃げてきた男ってのはすごいぜ。 会えるってのがすごい。 コンゴの人たちのネットワークというか、うー、すごい。 しかし南アフリカがそんなに治安が悪いとは。
セルビアの奴もあっという間に見つかったね。 なんと電話帳で。でも見つけてくれたのは団地で出会った核を研究している科学者。なんかさりげなくすごい人に出会ってるなぁ。 オシムよりストイコビッチが有名なんだ!セルビアでは日本=名古屋(グランパスエイト)なのだー(笑)
セルビアあたりは行ってみたい。でも内戦とか紛争が怖い。
でも本当に思っちゃったよ、なんで民族とか宗教とか違うといがみ合わなきゃなんないのかなぁ? 争いになるのかなぁ? なんでお互いを認め合わずに張り合おうとするのかなぁ?
んなんかさ、こだわりのない私にはわからんなぁ。
bk1の内容説明では「あの日、あの時、あの場所で消えたあなたの記憶、探しにいきます?。「探索のプロ」を自認する著者が、縁もゆかりもない赤の他人のために世界を飛び廻る、書き下ろしエンタメノンフィクション! 」となっていました。
図書館で旅のコーナーからもう1冊借りた本を次は読みます。
じゃあね。
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