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2008/10/06

10/6「パワー」

数日前から読んでいたパワー (西のはての年代記 3)』(ル=グウィン著 河出書房新社)を読み終わりました。
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最後の「西のはての年代記」です。
「ギフト」「ヴォイス」そしてこの「パワー」
くー、「ヴォイス」を全く思い出せず読んだので、最後の最後の最後になるまで主人公が大切にしていた本の作者がギフトの主人公だったと思い出せませんでした。その最後にギフトの主人公、ヴォイスの主人公がそろって出てきたのですが、それに気付くのもライオンが出てきてからしばらくして。 もー本当に情けない記憶力です。
物語はとても面白く読めました。
主人公は奴隷の少年ガヴィア。
奴隷として生きていた少年が、色々な出来事を経て自由な意思を持つひとりの人間に成長していく物語でした。
奴隷と言っても彼がいた館はとてもいいところでひどい労働をさせられることも無く館の子供たちと同じように教育を受けることが出来、行くいくはガヴィアはそこの教室の先生になるはずだったの。ガヴィアにはとても仲のよい愛し合っている姉がいてね、彼女は館の長男の「物」としてやはり大切に育てられていたの。でもやっぱり「奴隷」なので自由は無し。 決められた仕事しか出来ず、女性は男たちの物で子供が生まれるとよその館の奴隷と交換させられたり、売りに出されたりして身内同士が一緒に生きていくと言うのはないの。だからガヴィアとあるのサロはとても特殊だったみたい。彼らは水郷と呼ばれる地域から奴隷狩りにあって幼少の頃連れてこられていたのね。
それからガヴィアは館から逃れ荒地に行き、森へ行って最期にたどり着いたのがオレックのところだったって言うわけ。あー、幸せになれてよかったーーー
奴隷って激しい労働でなくてもやっぱり自由を奪われているってのはよくないよね。 でもその中で生まれて生きていると自由ってものを知らないため他の生き方があるってことすら気付かないんだね。それって本当に怖いことだよ。まだまだこの地球上には奴隷って呼べる人がきっといるんだろうね。 奴隷制度って名前でなくても強い差別意識は十分人の自由を奪う悪しきものなんだよね。やっぱり各々が考えて、ただ命じられるままに生きるだけじゃだめなんだよね。
うーん・・・色々と考えなきゃなぁ。たらたらとただ過ごしていくだけじゃだめなんだよ、ちった考えないと。
bk1の内容説明では「幼い頃にさらわれ、エトラの館で奴隷として育った少年ガヴィアには、不思議な幻を見る力が備わっていた。主人一家に忠誠心を抱いて成長したガヴィアであったが、ある日を境に、すべてが変わっていく?。シリーズ最終巻。」となっていました。
なんとなく地味だけどこのシリーズもよかったな。

じゃあね

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