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2008/09/04

9/4「理解の限界」

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 』(高橋昌一郎著 講談社現代新書 )を読みました。
03016294
ブログ「[間歇日記] 世界Aの始末書」で見て読んでみたくなり図書館にリクエストして入れてもらったの。
いやーなかなか読みやすかった。もちろん理解したとは絶対言えないけど(理解する気がないのだ)、会社員、大学生、運動選手などの素人を交えて理論学者とか哲学史家とか数理経済学者など色々な分野の専門家がディスカッションをしながらアロウの不可能性定理、ハイゼンベルクの不確定性原理さらにゲーデルの不完全性定理などを説明していく本。
一応その定理にあわせて「選択の限界」「科学の限界」「知識の限界」と章分けされているのよね。
たまに暴走するカント主義者を司会者がうまくたしなめながら話を進めていくところがおかしかった~ とまぁこんな風に読み物風に読んでも楽しめたです。
第1章でびっくりしたのは多数決が絶対ではないってこと。何かを選択する方法として色々な方法があり、大勢の意見を1つにまとめるには多数決が一般的だけど、それはみんなの総意を本当に表しているわけではないってのが新鮮でした。 結局選択するにも限界があるんだねぇ。
次の科学の限界の章で一番ひょぇ~と思ったのは木星の衛星の数!!いやー自分の無知さに唖然となりました。 だって木星の衛星って4個くらいと勝手に思い込んでいたのに(ちょっちひどすぎ?)、1980年代で17個1990年代で39個そして2001年以降最近では63個にもなるって!! 知らんかったーーー
あと、二重スリットの実験っての、見てみたーーい! うちのネット環境ではきっと難しいだろうなぁ。
2章が一番興味ある分野でした。理解はしてなくてもシュレーディンガーの猫なんて聞いた事ある言葉が色々と出てきたし、アインシュタインとか好きだったもんなぁ。
最後の知識の限界、作者の専門みたいなんだけど、最後のほうでは本当にチンプンカンになってしまってちょっち眠かったです。
まぁ元より解ろう、覚えようって気が無い為読んで面白い気分だけ味わって満足、そんな私の読み方でした。
そうそう、「天才スマリヤンのパラドックス人生」は読んでみたいなぁと思いました。
bk1の内容説明では「アロウ、ハイゼンベルク、ゲーデルらの思索を平易に解説しつつ、人類が到達した「選択」「科学」「知識」の限界論の核心へ。囚人のジレンマから神の非存在論まで、知的刺激にみちた「理性の限界」をめぐる論理学ディベート」となっていました。

じゃあね。


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