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2007/09/28

9/28「虐殺器官」

『虐殺器官』(伊藤計劃著 早川書房)を読み終えました。久しぶりのハヤカワSFシリーズJコレクションです。作者の名前、なんて読むのかわかんなかったけど、「けいかく」さんですって。難しい字だなぁ。
読むのに無駄に時間かけてしまったけど、面白かったし読みやすかったです。
しかし、虐殺の言葉、虐殺の文法・・・目の付け所がすごいっす!
すごーく残酷なシーンや死体の描写など絵面を想像するとグロテスクで気持ち悪いはずなのに、無意識に想像するのを避けているのか結構すらっと読んでしまいました。
しかし、人を殺すことに良心の呵責や殺した後の罪悪感を失くさせるために軍事行動前にカウンセラーや薬やもろもろの科学的なことで感情をマスキングさせるって発想、怖いねぇ。話はね、世界中の後進国で内戦や民族虐殺が凄まじい勢いで増加し、その背後にはいつもジョン・ポールというアメリカ人の存在があったの。主人公のクラヴィス・シェパード大尉はその影を追うのだけど、彼の恋人ルツィアに心奪われてしまうのね。
ジョン・ポールが虐殺の王となった本当の目的に度肝を抜かれ、その後とったクラヴィスの行動にはほえーとなってしまいました。
しかし この作者、デビュー作てばい。この話が。すごかねー 今後も期待します。
bk1の内容説明は「9・11以降、後進諸国では内戦や民族虐殺が凄まじい勢いで増加していた。その背後でつねに囁かれる謎の米国人ジョン・ポールの存在。はたしてジョン・ポールの目的とは? そして大量殺戮を引き起こす“虐殺の器官”とは? 」となっていました。

明日、図書館に返してこなきゃね。

じゃあね

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ハヤカワSFシリーズ  懐かしいです。 高校時代はこればっかり読んでました。 [続きを読む]

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